『カメラになった男 写真家 中平卓馬』

2006.10.12 Thursday

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    『カメラになった男 写真家 中平卓馬』を下北沢のシネマアートンで見てきました。
    「ミニシアターだし、どうせガラガラで座れるだろう」と前売りも買わずに行きましたが何と補助席(パイプ椅子)まででる満席でした。
    というのも、今日は上映後に小原監督と写真家の港千尋氏のトークイベントがあったからなのです。それを知らずに行ったので、危なく入場できないところでした。何とか補助席を確保できただけでも運が良かったでしょうか。。。
    お客さんは若い人、特に女性が多くてびっくりです。私よりも年齢が上だなと思った人は、2〜3名だったでしょうか。

    映画の方は、とても良かったです。彼の撮影風景、日常の様子を淡々と記録しているだけに見える映画ですが、それがかえって彼の常人とは違う「天才ぶり」を鮮明にしています。沖縄で東松照明氏を囲んで中平、森山、荒木、港がシンポジウムを行ったシーンが紹介される(とても有名なシーンですが)のですが、それが見れて良かったです。司会をしていた港氏と、撮影をしていた監督は映画のあとのトークイベントで「地獄だった(笑)」と振り返っていましたが、彼の彼らしさが如実に顕れている場面でした。

    最近のカラー作品の中で私の好きな「アオダイショウ」と「竹の子」の写真の撮影風景が出てきて嬉しかったです。ちなみにアオダイショウの撮影現場は、鶴岡八幡宮です。何で知っているかというと、あそこで私も同じアオダイショウの写真を撮ったことがあるからです!もちろん中平の作品を知っていたので、「あ、あのヘビに似てるな〜」と気軽に写した一枚ですが、まさか同じヘビだったとはびっくりです。(撮影時期も近いので間違いないと思います。)


    OLYMPUS E-1、ZD14-54mm/F2.8-3.5

    森山大道が繰り返し言っていますが、中平の写真への向き合い方はあのPROVOKEのころと変わっていないということが、この映画で確認できます。
    コメント
    こんばんは。
    満員で補助席まで出るってすごいですね。
    2時間以上パイプ椅子だったのですね。
    お疲れ様です。
    私が行ったときも満員ではなかったですが、
    若い方がほとんどでした。
    以外な中平ファン層にびっくりです。


    同じアオダイショウを撮影されていることにもびっくり。
    まさか、同じように半身乗り出しての撮影ですか?^^
    • by NOBU
    • 2006/10/12 5:51 PM
    NOBUさん、こんばんは。
    ふかふかの大きめの椅子が恨めしかったです。(笑)

    アオダイショウの撮影風景を見たときは、ほんとびっくりしましたよ。あそこは半身乗り出さないと撮れないんですよ。鶴岡八幡宮の入り口のところです。行けばすぐわかりますよ。あそこに住み着いているんですね。
    しかし同じ被写体を撮っても、被写体へのまなざし、切り取り方に天と地ほどの差があることを痛感しました。
    常時100mmマクロ1本勝負というのもすごいですね。
    • by NeoN
    • 2006/10/12 10:46 PM
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