ベルベットファインアートペーパー モニター企画

2013.05.26 Sunday

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    エプソンさんのモニター企画「ベルベットファインアートペーパー」編のプリント提出期限が、あっという間に迫ってきました。

    この用紙が素晴らしいことは、皆さん既にご承知の通りなので、私としては今回、少し目先を変えてみたいなあと思っていました。
    最近のデジタルカメラできちんと撮影しておけば、A3ノビ程度の大きさに印刷をしたって全然平気なことはわかりきっていること。それなら、フィルムでスキャンしたデータを使ってプリントでもしてみようかな、と思いました。
    スキャナはエプソンのGT-X970。こちらをMacPro (OS X 10.8)にFirewire接続して使っています。このスキャナ、発売はだいぶ古い(2007年秋)ですが、いっこうに新製品が出ませんので、未だにエプソンのフラッグシップスキャナです。今月号のアサヒカメラでもスキャナは他に選択肢がなく、いつまで販売やサポートが続くのかと心配の記事が出ていました。(エプソンさん、信じていますよ!←この場を借りてお願い)
    ライカ版のPORTRA160で撮影したデータを、GT-X970で読み取ります。取り込みソフトは純正のEpsonScanです。2400dpiに設定し、TIFFで取り込むと、1枚のデータは3368×2199の42.4MBにもなります。(ちなみにM9でDNGフォーマットで取り込むと、5212×3468で7.76MBです)
    EpsonScanでPORTRAを読み込むと、若干青みがかった感じになるので、少しホワイトバランスと露出を調整して、データを調整しました。

    それがこの写真です。

    ZEISS IKON Voigtlander Nokton 50mm/1.5 KODAK PORTRA160


    まだ若干カブリが残っていますが、PORTRA らしさが感じられるレタッチかなと思い、自分的には満足です。
    今回、この写真をプリントに選んだ理由は、以下の2点です。
    A )アートペーパーの最大の特徴である紙のテクスチャーを行かせる、明るい(白い)被写体を使いたかった。
    B )グレーの発色を見てみたかった。
    C )暗部の表現を見てみたかった。

    つまり、
    ここのところですね<^^;。




    で、結果ですが
    Aについては文句なしです。ベルベットファインアートペーパーではグロスオプティマイザーは使用しないので、白飛びしてしまうとまずいのですが(多分色が抜ける?)、ここは白飛びしているわけではないので、若干色が乗ってきます。プラスして紙自体のテクスチャーがよいあんばいに効いて、とても好ましい雰囲気に仕上がります。

    一方B についてですが、前回のフレスコジクレーの時もそうでしたが、PX-7Vはどうもこのグレーっぽい色の表現で色が多少モニターと異なってしまうようです。今回も、少しグリーンに転びました。もともとこの写真でも白い木の汚れがグリーンぽいのですが、それがほんの少し強調されます。最初からそうなることを想定して、レタッチをしておく必要があると感じます。ただし、印刷直後から時間が経つと被った感じが薄れてくるので、調整は、プリントをじっくり乾燥させてから行う必要があるでしょう。

    Cについては、実は今回一番心配していました。試しプリントしていた写真で、暗部がかなりつぶれていたからです。ところが、今回印刷してみたら、思ったほどではなかったのです。実は、前回テストしたプリントは一部完全につぶれていた部分がありました。そこはブラックイングがべっとりです。そういう部分が元画像にあると、鑑賞した際にその黒さに引っ張られて、全体が見えるということもあるのではないかと思いました。
    今回の画像では、スキャンからの取り込みとレタッチをする際に白飛び黒つぶれが起きないように調整しましたので、それがよかったのかなと思います。

    ところで、この用紙について困ったことが1つ。表と裏の区別が全然つかないのです。どっちが表でどっちが裏なのか、一度見失ってしまうと、もう私にはわかりません。袋から取り出したときに絶対に見失わないよう、プリンタまですぐに持って行かないと大変なことになってしまいます(笑)。実際、私は誤って裏にプリントしたこともありました。いや、実際は、どっちが裏で、どっちが表なのか、プリントを見てもわからないのです。それはモノクロの写真だったのですが、表とおぼしき方は強烈なコントラスト。裏とおぼしき方は、適切と思える写真よりも若干眠い感じ。この写真が黒くつぶれたところが多いデータだったので、どっちなんだろうかと未だにわかりません(笑)。
    もう少し、表と裏がわかるようにならないでしょうかね・・・私のようなおっちょこちょいもいるので<^^;。


    それはそうと、今回この用紙を使わせていただき、アートペーパーならではのコクのある色合いと、ハイライトの上品な描写に大変満足できました。ありがとうございました。

    さて、次はどんな用紙が出てくるのか(笑)。。。。早くも期待してしまいます。今まで使ったことの無い高級光沢用紙(そんなのあるのかな?)とか、バリバリの和紙みたいな、変わった用紙がいいな〜なんてリクエストしつつ、レポートを終えます。








    コメント
    フィルムからプリントしましたかぁ。
    詳細な分析に感心しきりです。
    僕のフワッとしたレポートが恥ずかしいです。(^^;

    裏表の区別はみなさん苦労してたんですね。
    老眼が進行した僕だけかと思ってましたが安心しました。
    でも裏のプリントも見分けが難しいとなると両A面ってことですかね。(笑)
    • by NOBU
    • 2013/05/28 12:47 AM
    NOBUさん、こんにちは。

    コメントありがとうございます。
    分析というほどのことでは無いですよ。。。恐縮です。
    表裏の区別については、皆さん感じていたんだなあと妙に安心しました。
    プリントを発送しましたが、段ボールを切って、その間に挟んで送るという暴挙です(笑)。怒られちゃうかも。
    • by NeoN
    • 2013/05/29 5:11 PM
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