雑司が谷霊園

2015.05.13 Wednesday

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    Leica M9 C SONNAR 50mm/1.5 









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    Leica M9 C SONNAR 50mm/1.5 










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    Leica M9 C SONNAR 50mm/1.5 










    雑司が谷霊園。
    都心とは思えない雰囲気。山手線の内部でこのような場所が存在しているとは思わなかった。
    土と草と木の匂い。田舎の墓地に帰ったかのような錯覚を覚えた。
    こんなところに埋葬されるのであれば、東京でもいいなと思う。





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    コメント
    記憶のシャッター様:初めまして

     リンク伝いに漂着した者です。
     ベトナム中部にある都市フエの市場風景を截り取った写真がとても鮮やかでしたので、コメント差し上げます。
     こちらは、東京都豊島区の東南側、都電荒川線の線路沿いに広がる墓地ですよね?昼間に立ち入ると、こんな風景が拡がっているんですね。初めて知りました。

     実は、この墓地の西北側を、線路伝いに独り歩いたことがあります。2001年2月某日の早朝3時頃でした。冬のよく晴れた朝で酷く乾燥しており、線路端にある小さな交番の赤色灯が妙に寒々しく、ポツンと灯っていたのが印象に残っています。

     で、都電の線路端に連なる住宅街と墓地の境目を為す路地を、目的地に向かって独り黙々と歩いておりますと、声にならない声が聞こえて来るのですよ。勿論、この雑司が谷墓地の内部から、私の耳元まで届いてくるのです。時季が時季だけに、それはそれは寒い朝でしたが、気温の低さとは全く異なる異質の寒気が、その声無き声と同時に、私の全身にジンワリと纏わりついて来るのです。
     それが「霊界からのメッセージ、即ち呼びかけである事実」は直ちに了解しました。

     勿論、驚きもなければ恐怖感もありません。
     日本の社会では一応、病気や事故で死亡したことにはなっていても、本当は親族や勤務先の上司などに財産や利権目当てに殺された人々も沢山、何喰わぬ顔で埋葬されているのでしょうから、そうした謀殺の犠牲者達が成仏できぬ儘に深夜に墓地を彷徨い、
     偶々、早朝に近傍を通り掛った私に対し「これ幸い!」とばかりに、謀殺された無念と幽界に放置された儘の孤独を訴え掛けて来るのです。謂わば、死後も猶、霊魂が慰安されない儘に放置された人々が、犠牲者達が、
     無念の慰撫と慰霊に依る魂の救済を求め、通行人の私に訴えかけるのです。

     ----もしもし、もしもし!其処の路地をお通りの方、こちらは寒いのです。とてもとても、冷たいのです!どうか私の話を聴いて下さい!
     私は一応、病死と云うことになっていますが、それは違います。私の親族が、夫が、私に掛けた高額の保険金を目当てに私を毒殺し、首尾よくせしめた保険金で事業業を起こしバブル経済に乗って大成功。その頃から懇ろになっていた情婦と再婚し、今では子供も設け財産も築きのうのうと暮しているのです。
     それなのに、私は今もこうして冷たい石の下に押し籠められた儘、日陰の暮らしです。私の心は慰められない儘、日にちが経過するばかり。こうした寒い冬の朝は、取り分け心が冷え込むのです。
     どうか、私の話をもっと、もっと聴いて下さい

    ----察するに、そんな按配でしょう。

     まぁ、そんな事は良くある話でしょうし、こちらも他者の悲劇にいちいち対応する気もありません。それに、私は目的地まで急いでいたのですから、尚更、対応なんて出来ません。足早に墓地の西北に続く細い路地を通り抜けただけですが、
     ただ、あの、心の底まで凍らせるような冷気の付き纏いは、しっかりと感覚に残って居ます。身体が記憶しているんですね。
     雑司が谷霊園の趣の有る写真の掲示、有難う御座いました。
    • by Yozakura
    • 2016/04/08 3:31 PM
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