清里フォトミュージアム

2009.05.06 Wednesday

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    OLYMPUS E-410、ZD50ー200mm/F2.8-3.5







    OLYMPUS E-410、ZD7-14mm/F4.0






    せっかくのゴールデンウィークなので少し遠出をしてみました。
    清里にある清里フォトミュージアムへいって来ました。

    以前は、ミュージアムに併設をしてレストランと宿泊施設を備えていて、高原のリゾートホテルにおしゃれな写真美術館というちょっとバブルっぽい感じ?だったのですが、残念ながら数年前にレストランと宿泊施設は閉めてしまいました。
    見に来ていた人はほんと数人で、運営は大丈夫なのかなあと心配になりましたが、若手写真家の育成/サポートを一生懸命やっているようなので、是非、存続していって頂きたいですね。

    ところで、今回は2008年度のヤングポートフォリオ展ということで、若手写真家の作品を展示していました。日本の作家はもちろん海外の作家も多く展示されていましたが、日本の作家のスケールの小ささというか、自分の半径3メートルの世界にこだわってばかりいる感じが
    目につきました。なんていうのでしょうか、、、自己愛的っていうか、自分のことばかりに関心が向いている感じっていうか。自分を含めた、今の日本人のメンタリティを見せつけられた感じがして、ちょっと落ち込んでしまいました。










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    コメント
    清里フォトミュージアム、行ったことないですが、落ち着いた雰囲気で写真を見ることができそうな場所ですね。
    それにしても、写真でお金を廻そうとするのは、どの美術館もギャラリーも写真家も大変そうに見えます。

    >自分の半径3メートルの世界にこだわってばかりいる感じ

    NeoNさんの感じられた印象、とてもよくわかります。
    日本人特有のひ弱さや内向性が背景にあるのかもしれません。
    でも、昭和三、四十年代頃までは、日本の写真も決してそうではなかったですからね。
    「半径3メートル」の写真は、例えばデルガドの写真とは対局にあると思うのですが、デルガドが写すような社会派写真に「過酷な現実を捉えているように見せながら、実は予定調和的な嘘」を感じ取るような、繊細で内攻的なプロテストを含んでいるとも思います。
    ただ、それを突き詰めて行った先の展望というのは、余り開けないですね。
    on-doriさん、こんばんは。

    気合いの入ったコメント、ありがとうございます<^^>。
    まず、、、サルガド?(セバスチャン・サルガド)ですよね。
    「予定調和的」なるものの中には、いわゆる戦場写真的なものや、難民キャンプでの惨状を写した写真などもありますよね。ひとくくりにしてはいけないですが、素晴らしい写真とそうでない写真があると思います。私が「そうでない」と感じるのは、せっかく遠くまで行って「他者」を目の前にしながら、相変わらず「自分探し」「自己実現」に一生懸命になっているのでは?と思われる写真です。わざわざ遠くまで行って、「半径3メートル」の写真というのは、まさにそういった、「自己にのみ感心が向かっている」写真のことです。戦場に行って悲惨な現実を写し撮ろうが、何を撮ろうが、写っているものは同じに感じてしまうのです。
    「自分探し」は、人間の成長にとってとても大切ですが、ある時期が来たらそこにとどまらず、もう一歩前に出て行かなくてはならないのではと思います。太宰治や尾崎豊は大きな才能を持ちながらも「自分探し」の次のステップに進めずに、そこで終わってしまった人に私には思えます。そういう太宰的な写真が多いように感じますし、もうそういう写真は「おなかいっぱい」という感じです。

    • by NeoN
    • 2009/05/07 11:17 PM
    ハイ、セバスチャン・サルガドです^^;
    僕の中で、いつの間にか「デルガド」になってました(アセアセアセ)
    ちゃんと読み取っていただいて、感謝です。

    「『自分探し』の次のステップ」・・・そうですね、そこですよね。

    少し話が逸れますが、去年、東川のフォトフェスで、アルルの国際写真フェスに出展した方からお話を聞くことが出来ました。
    日本とヨーロッパでは、写真表現がまったく違っているとのこと。
    ヨーロッパは、基本的に、絵画の伝統がベースにあるようです。
    なので、最近の日本人写真家に多い「空気感」「気配」を写した写真は、
    「なんだこれ?」
    状態だったそうですが、アルルにやって来る日本人が段々と増えて、しかも、持ち込む写真持ち込む写真、みんなそういう写真ばかりだから、向こうの人も、
    「もしかしたら、これは何かあるのかもしれない・・・」
    という反応に変わってきたのだそう。
    何だかちょっと笑い話みたいな話ですね。日本の写真が評価されるのは嬉しいですが・・・みんな同じ傾向に走る(そうしないと評価してもらえない)のが、一番の問題なのかも、です。
    on-doriさん、こんばんは。

    ヨーロッパと日本の写真の違い、面白いですね。
    最近の日本のアニメーションの受け入れられ方を見ていると、メンタリティにあまり差がなくなってきているという気もします。

    森山大道さんが、「一月にフィルム300本くらい撮らないと、自分が本当に撮りたいものがなんなのかさえわからない。」ということ良く言っていますが、確かに、自分が何を撮りたいかって言うことさえ自分で気づいていないなあと思います。
    一度挑戦してみたいと思うのですが、エネルギーが。。。

    • by NeoN
    • 2009/05/08 8:40 PM
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