秋刀魚の味

2009.08.03 Monday

0

    Leica M3 Elmar 5cm/F2.8





    今日、夕方から時間がとれたので、久しぶりに一人で映画に行ってきました。
    ネットで検索すると小津安二郎の『秋刀魚の味』をやっています。
    恥ずかしながら小津安二郎の作品を見たことがなかったし、映画館で見てみたかったのでちょうど良い機会でした。

    映画が始まってびっくり。この映画、カラー映画だったんですね(笑)。宣材に使っているスチールなどがほとんどモノクロ写真なので、てっきりモノクロ映画だとばかり思っていました。自分の無知ぶりに、思わずのけぞってしまいました(笑)。
    思ったよりも内容が古くなく、現代でも十分に通用する内容で、なるほど多くの映画人が小津安二郎を尊敬するのもうなずけます。

    いやいや、良い映画でした。黒澤明が土門拳だとすると、小津安二郎は木村伊兵衛といったところでしょうか。よい時間を過ごせました。
    関連する記事
    コメント

     >黒澤明が土門拳だとすると、小津安二郎は木村伊兵衛といったところでしょうか

     面白い例えですね。そんな風に考えたこと、ありませんでした。
     ヴェンダースがこよなく敬愛した小津安二郎ですが、自分がまだ若輩者だった頃は、何が良いのかさっぱり分かりませんでした。赤を愛した小津安二郎、『パリテキサス』で真っ赤なドレスを着たナターシャキンスキー、小津監督へのオマージュでした。
    小津安二郎作品の、あの独特なカメラアングルやカメラワークがとても印象に残っています。
    やはり、個性ある監督さんは、カメラマンの選択も個性的ですよね。あれは監督ご本人の案だったのか、カメラマンさんの個性だったのか?興味深いです。
    レオナルドさん、おはようございます。

    セリフの言い回しやカメラのカット割りなどを見て、多くの脚本家や監督たちが真似たり、オマージュを捧げたりしていたんだなと気づきました。
    パリテキサスをもう一度見直してみたくなりました。ヴェンダースの写真集も見てみたいです。

    やっと、彼の映画の内容が理解できる年齢になってきたようです。
    • by NeoN
    • 2009/08/04 7:17 AM
    sindbad_7さん、おはようございます。

    ずっとローアングルから撮っていましたね。腰より上から撮っていないんじゃないかって思うほどでした(笑)。広角レンズも全く使わずに、なんか写真でいうとずっと50mmの標準レンズで撮っていたって印象です。
    写真をやるようになって、そういうことを感じるようになりました。(帰ってきて気になって調べたら、あのローアングルというのは彼の特徴の費等なんですね。そんなことも知らずに、恥ずかしいです。)

    あの当時の日本が、なんだかとても羨ましくなりました。歳をとったんでしょう。女性から見ると、全然羨ましい時代ではないのでしょうが。

    ところで、岩下志麻。かわいかったです。
    • by NeoN
    • 2009/08/04 7:31 AM
    こんばんは。
    僕は映画は余り見ないので、小津安二郎も当然(?)見たことがなく・・・黒澤明はあります^^;

    それはそうと、今日のこの写真、よいですねえ。
    何というのでしょうか、敢えて失礼を承知で言うなら、トボケっぷりがいい感じ(自転車の下が切れているところとか)。
    でも、一枚の写真として見たとき、ちゃんと説得力があると思います。
    「時間が写っている」というか。
    on-doriさん、こんばんは。

    確かにトボケていました・・・。言われるまで、全然気にしていませんでしたが(笑)。
    レンジファインダーで撮るようになって、(自分的には)構図から多少自由になれたような気がします。ファインダーでビシッと決めたつもりでも、ズレますからね(笑)。でも予想外のずれが、写真に動きを与えているような気もします。「時間が写っている」とのコメントは、嬉しいです。
    ありがとうございました。

    • by NeoN
    • 2009/08/04 11:30 PM
    コメントする