高梨豊 「囲市 かこいまち」

2007.04.22 Sunday

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    品川のキヤノンギャラリー S で開催されている高梨豊さんの写真展に足を運びました。というのも、今日は高梨豊さんと赤瀬川原平さんのスペシャルゲスト対談があったのです。
    高梨豊さんはもちろんPROVOKEのメンバーであります。中平卓馬のファンとしてはやはり押さえておかなくてはなりません。(実は、写真をきちんと観るのは初めてです。)
    そして赤瀬川原平さん。行きつけの喫茶店においてあった『超芸術トマソン』(ちくま文庫)を読んでからというもの、大ファンです。『超芸術トマソン』は面白いです。くすくすと笑わせられながら、上手い文章を書くなあと妙に感心をしてしまいます。『ライカ同盟』も面白い。カメラマニアのかゆいところをこれまた軽快に文章化しています。
    高梨さんはプロカメラマン(=職業写真家)といっても、商業写真家でもセミナー講師でもなく、写真芸術家の領域に入る方だと思いますが、そういう方がシャッターを押しプリントする=表現をすることに対していちいち根拠を持って(あるいは意味づけを行っている)ということがよくわかりました。
    2時間30分、たっぷりとスライド及び二人のトークを堪能し、また唸らされました。


    OLYMPUS E-1、SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM 


    OLYMPUS E-1、SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM

    SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSMのホワイトバランスが暴れることがあると先日ブログで書きましたが、ホワイトバランスを指定して撮るといい感じです。今日は曇り空でしたが、5300Kでぴったりでした。AUTOでの相性が今一歩なのかな?

    注目の写真展

    2007.04.07 Saturday

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      OLYMPUS E-1、ZD50ー200mm/F2.8-3.5

      この春、注目の写真展など。
      東京ミッドタウンにオープン(銀座から移転)した富士フィルムサロンで、
      「フジフイルムスクエア」オープニング記念「Professional Photographer200人展
      が3/30〜5/31(4/27で一度作品入れ替え有り)まであります。入場無料。
      現在活躍中の著名な写真家が勢揃い。個人的には中平卓馬とホンマタカシが含まれていないのが大不満ですが。とは言え、一度にこれだけの写真家の作品を見ることのできる機会は、そうはないか。

      続きまして、
      エリオット・アーウィット写真展「パーソナルベスト パーソナルチョイス」4/6〜5/6まで、銀座のシャネルビル4階です。無料。
      エリオット・アーウィットは前にも書きましたが、大好きな写真家です。
      著名人が、アーウィットの選んだパーソナルベストの中から更に自分のベストを選ぶという、面白い企画です。
      足を運ばれてはいかがでしょうか?


      OLYMPUS E-1、ZD7-14mm/F4.0

      全然関係ないですが、先日NHKの衛星放送番組「黄金の洋楽ライブ」(過去の貴重なライブをやっているので、隠れファンです。今年の元旦にはブルーススプリングスティーンの貴重なライブをやってました!)でビーチボーイズの1980年のライブが。その録画を見ながらこのブログを書いています。そんなにファンではなかったのですが、やはり良いものは良いですね。マスターピースです。ブライアンウィルソンが無垢の子どものようです。

      ウィリアム・クラクストン写真展

      2007.02.09 Friday

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        以前、このブログでもご紹介したウィリアム・クラクストンの写真展が銀座のライカ直営店で始まっています。早速行ってきました。
        このライカ直営店の写真展はいつも素晴らしい企画が多く、過去のブレッソン、サルガド等ほとんど見ていると思います。残念なのは、いつも写真点数がほんの10点弱程度なのでボリューム的には全く物足りないところです。、それでも貴重なオリジナルプリントを見ることができるので、、、。そう言うわけで、いつも写真集を購入してきて物足りなさを補っている次第です。ところが今回、良いな〜と思った写真集『JAZZ LIFE』は16,000円(くらいだったと思う。。。。)という値付けでしたので、さすがに購入できませんでした。
        銀座にお立ち寄りの際には、ちょっと覗いてみてはいかがでしょうか。ちなみにクラクストンの愛用カメラは、ライカではなくハッセルブラッドです。


        OLYMPUS E-1、SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM

        ブレッソン、大橋 仁、

        2006.09.28 Thursday

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          今日は午後から半日休みを取りました。
          どうしても見ておきたい映画があったので。
          『アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶』です。以前渋谷で短期間公開していたのを見逃したので、今回は何としても見ておきたいと思ったのです。
          映画の内容は、ブレッソンの独白を中心に、アーサーミラーやエリオット・アーウィットなどゆかりの深い著名人のコメントとブレッソンの作品が挿入されていくという形です。
          バッハが好きだったようで、BGMはずっとバッハのピアノ曲でした。バッハのピアノのリズムと彼のシャッターを切るリズムが何となくシンクロしているように感じたのが印象的でした。といってもこの映画、(記憶に誤りがなければ)ブレッソンがカメラをいじったり、撮影をしている姿は全く出てきません。

          映画の中でも彼自身、死が近づいていることを意識していると話しているのですが、まるで巨匠の遺言のような映画でした。






          せっかく恵比寿まで行ったのでぷらぷらとスナップしながら、広尾のEMON PHOTO GALLERYでやっている大橋仁さんの個展『ラッキーか?』も見てきました。彼の処女写真集『目のまえのつづき』は義理の父の自殺未遂を扱ったなかなか衝撃的な写真集でしたから、期待していきました。



          写真の配置を工夫してあって(当然か・・)、同じモチーフを向かい合わせたり繰り返したりで、過去の作品をもう一度読み直そうとしている感じでした。
          ただちょっと量が少なかったかな。。。もう少しボリューム感が欲しいというか、流れが欲しいというか。彼の写真集が、ボリュームで見せるような作りなので、そういう方向を期待してしまったのかもしれないです。でも全紙大で見る迫力というのはありました。
          さっき彼のブログを見直してびっくりしたんですけど、あの中平卓馬さんが見に来ていたそうです。結構新しい作家にも目配りしているんだなあ。

          よい一日でした。